「ブログを音声入力出来たら執筆スピードが上がるのでは?」と考える人は多いと思いますが、実際のところはどうなんでしょう。
わたしは今までタイピングで記事を執筆していましたが、今回試しに音声入力を使ってこの記事を書いてみました!
わたしが音声入力を使った感想としては、
入力スピードはタイピングに比べると1.5倍くらい速いけれど、修正が面倒。
PCを立ち上げずに書けるのは良いかも。
という感じでした。修正作業に時間がかかるので、公開までのトータルの時間は、タイピングとあまり変わらないかもしれません…^^;
ただ、音声入力のほうが効率的な場面もあると思いますので、今後は必要に応じて、タイピングと音声入力を使い分けていきたいと思っています。
今回は、
- 音声入力でブログを書く方法・コツ
- 音声入力でブログを書くメリット・デメリット
- 音声入力の向き・不向き
などをお伝えしたいと思います!
音声入力でブログを書く方法
音声入力でブログを書く方法は2つあります。
- Googleの音声入力…精度良、句読点・改行入力不可
- iOSの音声入力…句読点・改行入力OK
Googleのほうが精度は優れていますが、句読点・改行が入力出来ないというデメリットがあります。
iOSはGoogleに比べると正確さには欠けますが、句読点・改行が入力出来ます。(「てん」「まる」「かいぎょう」と言うだけです。)
iPhoneでGoogle音声入力を使いたい場合は、「Gboard」をインストールします。
音声入力でブログを書く流れ
- 構成案(見出し一覧)を作る
- スマホでGoogleドキュメント(アプリ)を開く
- 音声入力で記事を書く
- パソコンでGoogleドキュメントを開き、修正する
- WordPressにコピペ
- テキスト装飾・画像挿入
- 公開
スマホでGoogleドキュメントを使う場合はアプリがあるので、インストールしておきましょう。
スマホとパソコンで同時にGoogleドキュメントを開いておけば、3)と4)をまとめて行うことも出来ます。スマホで音声入力して、同時にパソコンで修正する、ということです。このほうが効率的かもしれませんね。
また、マイクがあれば、スマホは使わずにパソコンだけで音声入力をすることもできます。(音声入力ショートカット:[Ctrl]+[Shift]+[S])
音声入力でブログを書くコツ
- 構成案(見出し一覧)をしっかり作っておく
- ゆっくり・はっきり話す
- 人に話すように話す
- たくさん話して、後から削る
- 認識してくれない言葉は後から置き換える
構成案(見出し一覧)をしっかり作っておく
何もない状態からいきなり話し始めると、相当話し上手な人でない限りは散らかった文章になってしまいます。そうなると、修正にかなりの時間がかかってしまいますので、逆に非効率です。
音声入力で効率的に記事を書くためには、事前準備が必要不可欠です。
ゆっくり・はっきり話す
精度を上げるためには、ゆっくり・はっきりした口調で話すことが大切です。
人に話すように話す
いきなりスマホに向かって話せと言われても話しにくいと思いますので、誰かに話しているつもりになって話してみましょう。
たくさん話して、後から削る
せっかく音声入力で速く入力できても、話す内容に悩んで時間を使ってしまうと意味がないので、あまり深く悩まず、まずはどんどん話してみましょう。修正する時に削ればOKです。
認識してくれない言葉は後から置き換える
音声入力がなかなか認識してくれない言葉は、とりあえず仮の言葉を入力しておいて、後から置き換えるとスムーズです。
例えば、当サイト「SORAIRO」は認識してもらえないので、「空色」と仮で入力しておきます。後から「空色」を「SORAIRO」に一括置換します。
記事をチェックする際に、誤字脱字チェックツールを使うと便利です。
https://enno.jp/
音声入力でブログを書くメリット
- 入力スピードが速い
- スマホでも簡単に記事が書ける
- タイピングが苦手でもOK
- 肩がこらない
入力スピードが速い
なんと言っても、音声入力のメリットは「速い」ということですね。
勝間和代さんのブログによると、3倍くらい能率が上がったそうです。ただ、これは話し上手な勝間さんだから言えることかも…。
スマホでも簡単に記事が書ける
PCを立ち上げるのが面倒くさい時、ありますよね。
そんな時に、音声入力なら寝転がりながらでもスマホで記事が書けます。
タイピングが苦手でもOK
『ブラインドタッチが出来ない』『タイピングが遅い』という悩みもよく聞きます。
何十記事も書いていれば、自ずとタイピングは速くなるものですが、音声入力のほうが楽なら、わざわざ苦手なタイピングで記事を書く必要もないですよね。
肩がこらない
デスクワークで肩がこりやすい人には、音声入力がおすすめです。
わたしもずっとパソコンで記事を書いていると、肩に子泣き爺が乗っているかのようにずっしり重くなってしまうので、音声入力も適度に利用していきたいと思っています。
音声入力でブログを書くデメリット
- 修正するのに時間がかかる
- タイピングと比べると精度は下がる
- 外で入力するのは難しい
- タイピングに比べて楽なわけではない
修正するのに時間がかかる
音声入力の一番のデメリットはこれです。
思ったよりも入力の精度は高いのですが、それでもある程度修正は必要です。
タイピングと比べると精度は下がる
上記で、「思ったよりも入力の精度は高い」と述べましたが、やはりタイピングに比べると劣ります。
外で入力するのは難しい
外で音声入力するのはかなり勇気がいると思います…。
散歩中などで周りの人があまり気にならない環境であっても、別の音を拾ってしまうこともあるので、入力はしづらいです。
タイピングに比べて楽なわけではない
音声入力のほうが記事執筆が楽になるかと思いきや、修正作業など別の部分で時間と神経が削がれるので、大して楽になるわけではないです。
音声入力の向き不向き
音声入力には、向き不向きがあると思います。
- 人前で話をすることに慣れている人 →音声入力
- コラム形式のサイト →音声入力
- 論理的に解説しなければいけないサイト →タイピング
人前で話をすることに慣れている人 →音声入力
スピーチやプレゼンをする機会が多い人など、人前で話しをすることに慣れている人は、音声入力に向いています。
コラム形式のサイト →音声入力
コラム形式のサイトは、人に語りかけるような口調で書いたほうが良い場合が多いので、音声入力のほうが向いていると思います。
論理的に解説しなければいけないサイト →タイピング
タイピングは音声入力に比べ、論理的に説明することに長けています。
例えば医学系サイトなど、論理的に解説しなければいけないサイトは、タイピングのほうがわかりやすく伝えられると思います。
逆に、例えば旅行サイトの場合は、畏まった文体よりも、音声入力の話し言葉のほうが向いていそうですね。
まとめ:音声入力は「向いていたら使う」が正解
音声入力でブログを書く方法は2つあります。
- Googleの音声入力
- iOSの音声入力
音声入力は入力スピードが速くなるなどのメリットがある一方、修正が大変などといったデメリットもあります。
執筆者やブログのジャンルによっても向き不向きがあるため、結論としては、
「音声入力が向いていたら使う」
というのが良いのではないかと思います。
わたしもサイトによっては、音声入力を取り入れていこうかなと思っています。
ぜひみなさんも、上記を参考に音声入力を試してみてはいかがでしょうか。